保育士の皆さん、転職先をお探しでしょうか??
出来たら子供と関わる仕事は続けたいけど保育士よりも時間似余裕があったりお給料が高めな転職先に転職したいな~とお考えでは有りませんか??
しかも保育士のスキルや経験を次の転職先でも活かせたら最高ですよね。
保育士から転職したい?というアンケートでは3割の保育士さんが「はい」と答えています。
保育士という仕事は給与が安すぎて生活がギリギリだったり、拘束時間が長すぎてプライベートな時間が全く持てなかったり、自身としては子どもと向き合いながらの保育をしたかったのに保育園の保育方針や大規模保育園で1人1人の子どもに向き合えず、「こんな保育がしたかったんじゃない‥」とがっかりしてしまったり。
更にキャリアアップもしっかりしたいのに、保育現場って管理職になれる人数がかなり限られてるいるため昇進が全然出来ずモチベーションが上がらない‥などなど。
保育士に関わらず、仕事への不満はつきものですよね。
せっかくなので、思い切って保育士以外の転職先を探しませんか?
こちらのサイトでも保育士からの転職先について質問者がお悩みを相談しています。
- 今回紹介する転職先は作業療法士。おすすめな理由は?
- 保育士にススメたい転職先◇作業療法士の仕事内容
- 保育士にススメたい転職先◇作業療法士の就職先とは?
- 保育士のおすすめ転職先◇作業療法士の給与は?
- 保育士にススメたい転職先◇作業療法士に転職する方法は?
- 保育士にススメたい転職先◇作業療法士を紹介しました
今回紹介する転職先は作業療法士。おすすめな理由は?
はい!今回保育士さんにご紹介するおすすめな転職先は「作業療法士」。
作業療法士ってどんな転職先?仕事内容も分からない!という保育士さんも結構いらっしゃると思います。
ですが作業療法士は実は子どもと関わる機会も多い、おすすめな転職先なんです。
こちらのサイトでも保育士からのおすすめな転職先として作業療法士が挙げられています。
保育士にススメたい転職先◇作業療法士の仕事内容
まずは転職先をお探しの保育士の皆さんに、作業療法士の仕事内容についてご紹介していきますね。
作業療法は人々の健康と幸福を促進するために、日常生活の領域で行われる様々な作業に焦点を当てた治療、指導、援助です。
対象となる領域によって作業療法士の仕事内容は異なりますが、対象者の「自分らしい生き方」を支援するという考え方は変わりません。作業療法士は、 対象者の身体・精神機能、置かれている環境、本人のニーズなどに応じて、作業療法を展開していきます。
作業療法では、以下の3つの能力を改善・維持することによって、自分らしい生活を獲得することを目標としています。
(1)基本的動作能力:運動、感覚・知覚、心肺や精神、認知機能
(2)応用的動作能力:食事やトイレ、家事など、日常生活で必要とされる活動
(3)社会的適応能力:地域活動への参加、就労、就学、趣味活動など
それぞれの能力改善・維持のために作業療法士が実際に行う具体的なケア内容には以下のようなものがあります。
(1)基本的動作能力
物理的感覚運動刺激(準備運動を含む)、トランポリン、滑り台、サンディングボード、プラスティックパテ、ダンス、ペグボード、体操、風船バレー、軽スポーツなど
(2)応用的動作能力
食事・更衣・排泄・入浴などのセルフケア、起居・移動、物品・道具の操作、金銭管理、火の元や貴重品などの管理練習、コミュニケーション練習、福祉用具の作成や使用、退院後の住環境の調整など
(3)社会的適応能力
書字、計算、パソコン操作、対人技能訓練、生活圏拡大のための外出活動、銀行や役所などの利用、公共交通機関の利用、絵画、音楽、各種ゲームなど
他にも、生活環境を改善するための相談、家庭内・職場内での関係者との相談調整、ライフスタイルの再設計など、様々な方法で「自分らしい生き方」をサポートしています。
作業療法士の扱う領域は幅広く、活躍の場も多岐にわたることがおわかりいただけるかと思います。
作業療法士の仕事内容については理解していただけましたでしょうか?
だけど保育士として働いてきた皆さんにしたら、作業療法士の仕事って子どもは関係なくない?と思いますよね。
しかし、次のステージを見て下さい。作業療法士の転職先がおすすめな理由がわかっていただけると思います!
保育士にススメたい転職先◇作業療法士の就職先とは?
それでは次に、作業療法士の就職先をご紹介します。
こちらをご覧になれば、保育士さんにおすすめしたくなる理由がわかると思います!
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・医療分野:大学病院、総合病院、クリニック
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・福祉分野:障害者施設、児童福祉施設
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・介護分野:老人保健施設、デイケア
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・保健分野:地域包括支援センター、保健センター
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・職業関連:就労支援事業施設、ハローワーク
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・教育分野:特別支援学校
いかがですか?子どもと関わる職場、ありますよね。
そうです。作業療法士は特別支援学校や児童福祉施設、また保健センターでも働くことが出来ます。
作業療法士が活躍できる職場は、「身体障がい領域」「老年期障がい領域」「精神障がい領域」「発達障がい領域」の4つ。
最後の発達障がい領域。
小児病院や児童福祉施設、養護学校、保健所で働き、リハビリ対象者は自閉症、脳性麻痺、知的障がい、軽度発達障がいなどを患った子どもたちの作業療法を行います。
このように、発達障害領域で作業療法士として働けば保育士と同じように”子どもに関わる仕事”を続けることが出来るんです。
具体的には、
遊び,食事,工作その他の作業に係る指導をするとともに,必要に応じて個々の障害に応じた補助用具の開発への助言を行い,コミュニケーション手段の確立,感覚・運動機能の向上を図る。
ということが作業療法士の仕事内容になります。
また、小児専門施設でも働くことも可能です。
作業療法士の活躍の場には、小児リハビリテーションという分野があります。
特殊な分野とされていましたが、最近では、周産期の医療施設を有する小児病院が増えつつあります。
具体的には身体障害児入所施設・障害児放課後等デイサービスといった小児専門施設に勤務します。
これらの施設では、作業療法士として成人や高齢者を対象にリハビリを行う時とは異なり、子ども向けに特別な知識や技術が必要とされています。
生まれた時から、人は大人と同じように手先が器用かというとそうではありません。
成長と共に、物を触る・操作することを覚えていき、さまざまな経験が重なり合って発達課題と呼ばれる日常生活に必要な技能を身につけていきます。
その経験はあそびを通して身に付けることが多く、作業療法士は発達の手助けをする中でその観点を重視して経験を積ませていきます。「生まれつき手のかたちが違う」「早産だったため体が小さく、運動発達が心配」といった保護者の方の相談を受け、子どもそれぞれの個性を見てリハビリを進めます。
小児医療の大きな役割は、子どもをすこやかに成長、発達させることにあります。その分責任も大きく、また保護者とのコミュニケーションが大切な仕事です。
転職先をお探しの保育士の皆さん、いかがですか?
保育士の仕事と同じように、転職先を作業療法士に定めれば子供の成長に携わっていけるんです。
子供が好き!子どもに携わる転職先を探している!という保育士の方にはおすすめな転職先なんですよ♪
保育士のおすすめ転職先◇作業療法士の給与は?
転職先を探す際に大事なポイント、人によって変わると思うのですが作業療法士を転職先に決める際メリットとなるポイントがお給料。
保育士のお給料は高くなく、経済的に不満を持っている保育士さんはかなり多くいます。
保育士同士の関係も難しさ、子供を安全に預かる緊張感、カリキュラムをこなさなければいけない疑問、保護者からの圧…、ストレスに押しつぶされそうになる毎日の中、家に帰っても仕事をしなければいけないくらい働いているのに、お給料はウエイトレスのアルバイトより低い…(泣)
保育士のお給料、厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、2017年度における作業療法士の平均年収は3,901,650円でした。
更に作業療法士は年齢によって大きく年収が上昇する傾向にありますので、キャリアを積めばどんどんお給料もあがっていきます。
ちなみにあまり求人はないようですが作業療法士のパートやアルバイトなどの非正規の場合、時給は2000円ほどになるようです。
保育補助は地域にもよりますが、時給1300-1500円程度なので、おすすめな転職先、作業療法士の時給と比べると一目瞭然ですよね。
お給料にはこだわりたい、どんどん昇進したいという保育士さんは作業療法士を転職先に選ぶことをおすすめします。
保育士にススメたい転職先◇作業療法士に転職する方法は?
それでは実際に転職先を作業療法士に決めたら、どのように行動すれば作業療法士になること出来るのか?を解説していこうと思います。
まず、作業療法士になるためにはもちろん資格が必要になります。
作業療法士の資格を取得するためには…
指定の養成施設である大学や専門学校で3年以上専門知識を学ぶ必要があり、卒業したら国家試験の受験資格が与えられます。
作業療法士は国家資格の一つです。そのため、作業療法士になるには、まず作業療法士国家試験に合格しなければなりません。
なお、国家試験を受験するためには、作業療法士養成校を卒業している(または卒業見込みである)ことが必要です。
作業療法士の養成校は全国におよそ128校あります。養成校には専門学校や大学があり、修養年数は3年または4年とされています。修養年数に違いはあっても、卒業までに修得すべき知識や技術には差はありません。養成校では医学的な基礎知識をはじめ、作業療法に必要な専門的な知識、実際の医療・福祉現場での臨床実習など、幅広い知識や技術を学びます。
国家資格に合格すれば晴れて作業療法士になることが出来ます。
夜間に通学出来るカリキュラムを用意している専門学校もあるので、働きながらでも資格を取得することが出来ます。
ちなみに去年の合格率は76.2%。
保育試験の合格率は10~20%といわれていますので、作業療法士のほうが難易度的には低いのかもしれませんね。
資格を取ることさえクリアできれば作業療法士に転職できます!
保育士にススメたい転職先◇作業療法士を紹介しました
いかがでしたでしょうか?
今回の保育士からのおすすめな転職先は作業療法士を紹介しました。
転職までに確かに時間はかかりますが、子どものために尽くせる素晴らしい職業です。
ぜひ発達障害に関心がある方、障害に悩む親と子どもの役に立ちたい!という方は作業療法士も視野にいれて転職先を探してみてくださいね。
もちろん児童福祉施設では保育士もそのまま働くこともできますが、作業療法士を転職先にすえることによってより蜜に子どもとに寄り添った働き方が出来ると思います。
その他に子供とか関われる転職先はこちらからご覧ください!
それでは!