保育士として働く皆さんこんにちは!
元保育士のテミルが保育士の方におすすめな転職先を紹介しているブログです。
皆さんは保育士として働いていて、辛い、辞めたいと感じたことはありませんか?
そう感じている方は、ぜこのブログを参考にしていただけたら嬉しいです。
保育士が辞めたいと思ってしまう理由は?
私も以前保育士として働いていて、辛く辞めたいと思ったことは何度もありました。
私が辛いと感じていたポイントは人間関係や給与の安さ、拘束時間の長さなどなど…。
保育士の方ならこのようなお悩みを持ったことはあるのではないでしょうか?
他にも、こちらのサイトによると保育士はこのようなお悩みを持つとのこと…。
皆さんはいかがですか?
・働き方への不満
・収入などお金関係への不満
・保育士の大変さへの不満
・結婚や育児など
・人間関係への不満
私も気持ちはとっても分かります。
辛い辛いと感じながら保育士として働いているのもしんどいですよね。
また、保育士から一般職、異業種への転職ですが、こちらのサイトでは難しいとの趣旨も書かれていました。
しかし、保育士から他業種へという私とは逆の転職は簡単ではないようです。理由は保育の専門学校にいって保育士になった方は、保育士の資格を使うような仕事であれば専門学校卒であることを評価してもらえます。なぜなら、保育士以外の職種では勉強した内容を認めてもらえず、高卒として扱われます。
そのうえ、保育士として社会人の経験を積んでいるにもかかわらず、保育士は特殊な職種というイメージがあるためになかなか採用されないことが多いです。
やっぱりまだ保育職に携わりたい、保育職の転職先を探したい!
ぜひそんなあなたに、この転職先を紹介させてください;)
今回保育士さんに紹介する転職先は認定こども園!
保育士の皆さん、認定こども園とはどのような施設かご存知ですか?
知らない!という方のために、認定こども園について紹介しますね。
①「認定こども園」の特徴
認定こども園では、保育園で行う保育と幼稚園で実践されている幼児教育が一体となって行われています。
また保育園と幼稚園の両方の機能を備えているため、 保護者の就労状況に関係なく利用できるという特徴があります。
そのため認定こども園では様々な家庭環境の子ども達が一緒に生活する施設とも言えます。
②「認定こども園」の種類
認定こども園は成り立ちの過程や設置主体によって、4つにわけられています。
⑴幼保連携型こども園
幼稚園と保育園の両方の機能を始めから備えて設置され、学校及び児童福祉施設として認可された施設のことです。
⑵幼稚園型
既存の認可幼稚園に保育所の機能(預かり保育・認可外保育も含む)を加えることで認可され認定こども園となった施設のことです。
設置主体は国や自治体、学校法人に限られます。
⑶保育所型
既存の認可保育園に幼稚園の機能(保育の必要がない3歳以上の子どもの教育や保育)を加えることで認可され認定こども園となった施設のことです。
設置主体に制限はありません。
⑷地方裁量型
認可外の保育施設が都道府県の認定を受けることで、幼児教育と保育を実施している施設のことです。
設置主体に制限はなく、 地域によって保育時間が異なることも特徴です。
最近では保育園不足による待機児童の問題解決の手段として、既存の幼稚園を活用できる「幼稚園型」の認定こども園が増加しています。
また平成27年度から始まった「子ども・子育て支援新制度」よって、 地域の実情に応じて「認定こども園」の普及を図る取り組みも進められています。
③「認定こども園」の役割と目的
認定こども園の役割と目的について内閣府発表の資料の中からいくつかご紹介します。
・保護者の就労の有無にかかわらず施設の利用が可能。
・集団活動・異年齢交流に大切な子どもの集団を保ち、 健やかな育ちを支援する。
・待機児童を解消するため、既存の幼稚園などを活用する。
・育児不安の大きい専業主婦家庭への支援を含む地域子育て支援の充実。
認定こども園は、就学前の子どもに幼児教育・保育を提供する機能と、地域における子育て支援を行う機能の両方を備えている必要があります。
家庭環境の変化や女性の社会進出によって、今後、認定こども園は地域の子育て支援においてもより大きな役割を担っていくと期待されています。
認定こども園とは、このように保育園で行う保育と幼稚園で実践されている幼児教育が一体となって行われる施設。
保護者の就労状況に関係なく利用することが出来るというところもポイントですよね。待機児童問題の解決にも一役買っています。
また、それぞれ認定こども園は上記の4つの型に分けられます。
保育士におすすめな転職先▶認定こども園での働き方
それでは認定こども園が保育士の転職先におすすめな理由についてご紹介していきます。
・認定こども園での働き方
認定こども園に限らず、0歳~3歳未満までの子どもを保育することができるのは、保育士に限定されているんです。
幼稚園教諭は3歳~就学前までの子どもを対象とした幼児教育専門の資格です。
保育士資格のみを持っている方の場合は 主に0歳~3歳までのクラスを任されることになります。
そのため、実際の仕事内容は保育園とそこまでギャップはないと言えますね。
乳児の保育にもっと寄り添いたい、という方にはおすすめしたい転職先です。
ちなみに3歳以上の子どもは幼稚園で行っている幼児教育を受けることになります。
保育士の資格のみをお持ちで、幼稚園教諭資格をお持ちでない方は幼児教育の分野に関わる事はできません。
この2つの資格を持っていることで、「保育教諭」として働く事ができ、長く子どもの成長を見守ることが可能になります。
保育士資格か幼稚園教諭免許、どちらか一方を取得済みの方は、「幼保特例制度」を利用することによって、通常より短期間で費用も安く資格を取得できますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
以下のサイトでも認定こども園への転職をおすすめしています。
保育園は児童福祉法が適応される児童福祉施設として定義されているのに対して、幼稚園は義務教育を受ける前の教育の基礎を培うもの、という背景で学校教育法が適応されています。
また、子どもの預けられる年齢に関しても保育園では0歳~就学前、幼稚園では3歳~就学前。
保育園では子どもの家庭状況や保護者の就労によって保育園は必要と判断された子どもを対象とした施設であり、幼稚園は保護者の就労の有無に関わらず入園することができますね。
また、保育時間で見ると、保育園が11時間を保育標準時間(保育短時間は8時間)としているのに対して、 幼稚園は4時間が標準。
保育時間の観点からは保育園の方が子どもと関わる時間が長い・ 勤務時間も長いように見えますが、 幼稚園では子どもが退園してから翌日の教材の準備や清掃活動、事務作業などの雑務があり、職員の退勤時間に大きな差はないようです。
そして本題の認定こども園ですが、保育士と幼稚園教諭は持っている資格によって任される子どもの年齢(クラス)が違うと紹介しましたが、保育士も幼稚園教諭も働く時間に差を付けない施設がほとんどです。
気になる給料の面でも、保育士と幼稚園教諭の間では、ほとんどの場合差はありません。
こちらのサイトでもこのように解説されています。
お給料は、地域や就職する園によってさまざまですが、通常の保育所で働くときと比べて、待遇面に大きな差はないようです。
ただ、資格手当をつけている園の場合、保育士と幼稚園教諭両方の資格を持つ方は有利に働くかもしれません。
認定こども園では様々な家庭環境の子ども達が利用できるので、 子ども人数も多く、規模の大きい施設になることが多い傾向にあります。
そのため子どもの保育や教育だけではなく、 職員間の連絡やリーダーや管理者への報告、保護者への連絡や対応等、多くの労力がかかる場面があります。
その分、自身のスキルアップ・成長につながる職場とも言えます。
そんな点でも認定こども園への転職はおすすめですね。
保育士におすすめな転職先▶認定こども園で働くメリット
それでは最後に、保育士が認定こども園で働く際のメリットについてご紹介します。
1・スキルアップができる
認定こども園は幼稚園、保育園のいいとこ取りをした施設。
今まで保育園でしか働いたことがなかった方も幼稚園での教育や幼稚園教諭の働き方を身近で見られることによって保育士としてのキャリアアップ・スキルアップに繋がります。
後々、園長や保育本部で働くことを目指している方にとってはとてもおすすめな転職先なんです。
2・将来性が高い
認定こども園の数は政府の方針によって、今後も増加していくことが決まっています。 (平成27年4月発表、子ども・子育て支援新制度より)
地域の子育て支援の場としての役割も担う認定こども園は保育業界において今後ますます需要が高まっていくと考えられます。
今回は保育士のおすすめな転職先として認定こども園について紹介しました
いかがでしたでしょうか?
今回は認定こども園という転職先についてご紹介してみました。
この機会に幼稚園教諭免許を取得してみることもおすすめ。
幼保特例制度を使うと、保育士資格を持っている方なら単位を免除されるので比較的フランが少なく幼稚園教諭免許も取得できます。
転職先に迷っているなら、1度幼保特例制度についても調べてみることをおすすめします!
認定こども園の求人はこちらのサイトで探せます:)
それでは!
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