保育士の皆さんこんにちは!元保育士のテミルです。
このサイトは「保育士辛い」「保育士辞めたい」と感じている方に、保育士以外の転職先をご紹介しているサイトです。
もし今あなたが保育士を辞めて他の転職先を探したい…とお考えでしたら、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
今回ご紹介する転職先は、保育士である今の現状は辛いけど保育に関する仕事は続けていきたい、という方向け。
幼保特例制度ができた今だからこそ、幼稚園教諭に転職してみませんか?
▼保育士の転職にはこちらのサイトも参考にしてくださいね。
- 保育士に勧めたい転職先・幼稚園教諭▶幼保特例制度とは?
- 保育士からの転職先に、幼稚園教諭の選択肢を
- 保育士に勧めたい転職先・幼稚園教諭▶保育士との給料の差は?
- 保育士から幼稚園教諭に転職先をお考えの方、ぜひ特例制度を使ってみては
保育士に勧めたい転職先・幼稚園教諭▶幼保特例制度とは?
幼保特例制度とは、認定こども園法の改正によって創設される「幼保連携型認定こども園」で働く「保育教諭」を確保するための制度です。
保育教諭は、「保育士資格」と「幼稚園教諭免許状」の2つの資格を有していることが原則となりますので、どちらかの資格を有し実務経験のある方に限り、不足分の資格を通常よりも少ない学習負担で取得することができるよう設けられました。
実は2015年4月から5年間だけ、この「幼保特例制度」という制度が認められているんです。
保育士資格と3年の実務経験があれば学校に通わずとも通信大学を利用すれば半年~1年前後で幼稚園教諭資格が取得できるんです!
ちなみに、勤務経験の対象になる施設はこちら。
“認定こども園、認可保育所、幼稚園併設型認可外保育施設、へき地保育所、「認可外指導監督基準」を満たす認可外保育施設”
3年かつ4328時間以上の勤務経験があれば、幼稚園教諭免許を取得できるチャンスがあります。
興味のある方はぜひ確認してみてくださいね。
この特例制度を利用すると、通常の規定よりも少ない8単位だけ単位を取得し、各都道府県教育委員会の教育職員検定に合格することにより幼稚園教諭免許状が授与されます!
この特例制度は2020年の4月まで。
この特例制度を利用して、保育士と幼稚園教諭、2つの選択肢の中で今後働く事ができるようになります。
それぞれ幼稚園と保育園では働き方が微妙に違ってきますので、ぜひこの機会に保育士資格だけではなく幼稚園教諭免許も取得してみてくださいね。
保育士資格だけでも確かに十分ですが、幼稚園教諭の資格を持っていれば更に可能性が広がります。
これから幼保一元化が進み、保育士と幼稚園教諭の資格が一体化する可能性はあります。
今国で話し合われているのが“こども士”というもので、近い将来2つの資格を合わせたこども士という資格に変わる可能性はあります。その時になれば保育士資格のみの保育士は、例えば単位を取る等何らかの対策が必要になってくる可能性はあります。
このように少子化や教育水準の均等化、サービスの効率化に伴い、今後幼保一元化が施行された場合、保育士は幼稚園教諭資格を、幼稚園教諭は保育士資格を取得しなければならなくなるかもしれません。
そのときにまた特例制度が実施されるかはわかりません。
なのでこの機会にぜひ、幼稚園教諭免許を取得することをおすすめします
保育士からの転職先に、幼稚園教諭の選択肢を
それでは改めて、転職先に幼稚園教諭を選んだ際の仕事内容や働き方についてご紹介していきたいと思います!
皆さんもちろん幼稚園教諭の仕事内容についてはご存知可と思いますが、よかったら最後までお付き合いくださいね!
幼稚園教諭は保育士と違って、まず子どもを預かる時間に違いがあるのは皆さんご存知ですよね。
幼稚園で子どもを預かる時間は、大体の幼稚園では9時~13時。
幼稚園の教育時間は4時間と決まっているのでこのようなスケジュールになっています。
8時 出勤-スケジュールの確認や申し送り。
8時半 お迎え-バスで子どもたちを迎えに行きます。このバス当番は持ち回りなので、毎回同乗するわけではありません♪
登園した子どもは各自10時まで自由に遊ばせます。
10時 朝の会-朝の歌を歌ったり出席を取ります。その後は教育カリキュラムに則って授業を始めます。
12時 昼食-手を洗って食事の準備から。食事の介助や食事中の指導も幼稚園教諭のしごとです。
13時 食事を食べ終えれば、また自由に遊ぶ時間。幼稚園教諭は子どもの連絡ノートを書いたり、一緒に遊びます。
14時 送迎-子どもたちをバスで返す時間です。保護者とのコミュニケーションも。
15時 園に戻って掃除や事務作業、職員会議など。イベントの準備なども行います。
17時 退勤
保育園と比べるとお昼寝の時間や延長保育がないのが特徴。
なので保育士からの転職先に幼稚園教諭を選ぶことでメリハリのある働き方が出来ると感じます。
事務作業の時間がしっかり取れ、残業や持ち帰りの仕事の頻度が少ないようです!
保育士と比べると授業があるのでちょっと仕事内容にギャップがあるかもしれませんが、特例制度を使ってしっかり勉強すれば問題ありません♪
そして保育園にはないバス当番もありますが、こちらは持ち回り制です。
なれるまで時間が必要かもしれませんが、頑張っていきましょう♪
▼保育士におすすめな転職先、幼稚園教諭の仕事内容はこちらからも確認できます。
保育士に勧めたい転職先・幼稚園教諭▶保育士との給料の差は?
そして気になる、保育士が転職先に幼稚園教諭を選んだ際のお給料。
保育士はお給料が少ない!とよく耳にしますが、比べて幼稚園教諭のお給料はどのくらいなのでしょうか?
保育士と幼稚園教諭の平均年収を調べてみました。
2017年の厚生労働省の調査によると、
保育士:339.7万円
幼稚園教諭:337.7万円
幼稚園教諭に関しては、2016年度の年間賞与額が64.5万円だったのに対し、2017年度は63.0万円と、1.5万円ほど下がっています。
一方保育士の方は、2016年度は58.8万円だったのに対し、2017年度は65.8万円と、大幅にアップしたことがわかります。
年収に換算すると12.6万円ほど上がったことに加え、保育士の年収がわずかに幼稚園教諭の年収を上回る結果となりました。
2017年度から新たに始まった、キャリアアップ研修による処遇改善の影響が表れていると言えるでしょう。
ちょっと残念なお知らせなのですが、実は幼稚園教諭と保育士の年収は特に変わりはないんです。
でもそう思うと、遅くまでの残業と休日も圧迫する持ち帰り仕事をしている時間ってもったいないですよね。
なので保育士から幼稚園教諭に転職した際のメリットといえば、やはり時間に余裕が出来るということでしょうか。
ゆったり自分のプライベートも充実させながら働きたい!という保育士の方には、幼稚園教諭という転職先はとってもおすすめです。
▼保育士のおすすめな転職先、幼稚園教諭にもデメリットが。こちらを御覧ください。
保育士から幼稚園教諭に転職先をお考えの方、ぜひ特例制度を使ってみては
いかがでしたでしょうか?
今回は保育士からのおすすめの転職先に幼稚園教諭をご紹介しました。
保育士をしていて環境や働き方、待遇に不満や心配がある方は、キャリアアップも含めてこの機会に特例制度を利用して幼稚園教諭に転職してみてはいかがでしょうか?
幼稚園教諭に転職した場合はお給料面ではあまり違いはありませんが、時間的余裕はかなりできると思われます。
ぜひ気になった方は特例制度について調べてみてくださいね。
転職先は幼稚園教諭に決めた!とう方はこちらで求人を探してみてくださいね:)
▼保育士におすすめな転職先はこちらでも掲載しています。
よかったら参考にしてみてくださいね、